生きた学び
2024年1月15日 13時31分1月15日(月)付愛媛新聞の「取材最前線」に本校水族館部の活動についてのコラムが掲載されました。いつもマスコミに取り上げていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも長高をよろしくお願いいたします。
2024年1月15日付愛媛新聞 掲載許可番号d20240115-05
*スマートフォンでは、トップページのヘッダー右側に「メニュー」(横3本線)が表示されています。タップしてご覧ください。↑↑
<令和5年度 校長室より>
校長の灘野達人(なだのたつひと)です。生徒の皆さん、保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。長浜高校に校長として赴任できたことをとてもうれしく思っています。生徒の皆さんが青春を謳歌できるよう教育活動を実践していきたいと思います。
本校は「生徒一人一人を大切にする教育の推進」という重点努力目標に掲げました。それに加えて今年度の目標として、「今、長高(ここ)でしかできないことに全力で取り組む長高生を目指して」を掲げたいと思います。現在、世の中は情報があふれています。AIに頼ればパソコンやスマホ内だけで多くのことができてしまいます。しかし、そこに「感動」はあるのでしょうか?「本物」を見たり、触れたりすることで「感動」は生まれるのです。長高には「本物」がいっぱいあります。生徒達には、「今、ここ長高」で、感動かつドラマティックな青春を謳歌してほしいと思います。
本校には、長浜の自然をもとにした素晴らしい「校訓」と「校是」があります。
校 訓(創立40周年を記念して制定)
英知・・・物事の本質を見極め、深くすぐれた知性と創造力を身に付ける。
『出石山のごとく高遠に!』
互敬・・・お互いに敬い、協和し、周囲の人々の支えによって自分が存在することを知る。
『伊予灘のごとく清く広い心で!』
錬成・・・心身を鍛えて、物事にくじけないたくましさを身に付け。世の有為な人物となる努力をする。
『肱川のごとくうまずたゆまず日々の積み重ねを!』
校 是(学校の目標とする方針)
肱嵐晴昊(こうらんせいこう)-肱川嵐の吹き荒れた日は必ず晴天になる。明日を信じて今日を努力しよう!-
「いまがその時、その時がいま」という言葉があります。いま真剣に目の前のことをやる人には、本当にやりたいことが見つけることができるという意味です。長浜の自然と地域の方々の温かさに触れ、「今、ここで全力を!」を合言葉に、二度とない高校生活を青春してほしいと思います。
保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域の皆様、本校の教育活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
1月15日(月)付愛媛新聞の「取材最前線」に本校水族館部の活動についてのコラムが掲載されました。いつもマスコミに取り上げていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも長高をよろしくお願いいたします。
2024年1月15日付愛媛新聞 掲載許可番号d20240115-05
今秋の生け花は「青モジ」「菊(サフィーナ)」「キンセンカ」です。
令和5年度第3学期始業式式辞
皆さん、あけましておめでとうございます。
みなさんもご存知のように、新年早々ショッキングな出来事が起こってしまいました。能登半島地震と日航機と海上保安庁の飛行機の衝突事故です。能登半島地震では、今日現在168人の方々が亡くなり、323人の方々が安否不明になっています。命を落とされた方の冥福を祈り、被災された方々にお見舞いの気持ちを届けたいと思います。海上保安機は能登半島地震の支援活動で物資を運ぶ予定だったそうです。この事故で5人の方々が亡くなっています。非常に無念です。亡くなられた隊員の方に哀悼の気持ちを捧げ、事故に遭われた方々にお見舞いを伝えたいと思います。また、日航機は事故発生から18分間で379人全員が奇跡的に避難しています。これは乗務員の日頃の訓練の賜物です。災害と事故は時と場所を選ばないことを痛感させられました。正月に改めて痛感した教訓を生かし、災害に備えた準備をしておくことと避難訓練を真剣に行い、避難経路などの確認を怠らないようにしたいものです。また、とてつもない規模の震災にも関わらず、暴動も略奪もなく、能登半島の人たち、警察、消防、自衛隊の人たちは忍耐強く対応しています。いかなる状況でも、やさしさ、思いやり、絆、仲間を大切にする日本を誇りに思います。ぜひ、みなさんで何らかの形で支援しましょう!
さて、新年を迎えてどのような夢や目標を持ったでしょうか?どうか、その夢や目標を大切にしてください。2学期終業式で「努力には夢がある」という話をしました。2024年は、自分自身に自分が期待して、夢を叶えるための努力をコツコツとしてください。
今日から3学期が始まります。3学期は、あっという間に過ぎますが、今年度のまとめと来年度に向けての準備をする大切な時期です。3年生はもうすぐ卒業です。最後まで油断せず、胸を張って卒業式を迎えてください。長高の誇りとなってください。
1・2年生の皆さん、間もなく新1年生の入試が始まり、4月には、2年生は最上級生となり、1年生には後輩ができます。期待と不安でいっぱいの新1年生にとって上級生は目標と見本になります。自分は後輩から「おーすごい!」と思われるカッコいいあこがれの先輩になっていますか?自分の胸に聞いてみてください。カッコいいあこがれの先輩とは、後輩ができないことをやれている人のことです。つまり、夢を持って努力している人のことです。是非、「おー」と言われる先輩になってください。そして、新1年生にとって最高の見本になってください。
最後に、2011年3月に起こった東日本大震災での出来事を紹介します。ある避難所でおじいさんが「これからどうなるんだろう」と漏らしたときに横にいた高校生の男子が「大丈夫、大人になったら僕らが絶対元に戻します」って背中をさすりながら言ったそうです。この高校生、メチャクチャカッコいいですよね。「努力には夢がある」ことを忘れず、ここにいる全員がカッコいい高校生になることを祈っています。
新年あけましておめでとうございます。今年も長浜高校をよろしくお願いいたします。
2023年も大晦日を迎えました。1年間長浜高を応援してくださり、ありがとうございました。
校長室には、第1期卒業生から寄贈していただいた「大きなノッポの古時計」があります。一日に約5分くらい遅れますが、ネジを毎日巻けばちゃんと動いてくれます。そして、時報も「ボンボンボン…」と時と同じ数だけなります。何もかも便利になって「タイパ重視」の時代ですが、毎日手入れの必要な分、レトロな時計にも素晴らしさがあります。デジタル時計よりも時がゆっくりとすぎるような気がします。これからもこの校長室の古時計は、人の手を借りながら時を刻んでくれるでしょう。
よいお年をお迎えください。
「広報おおず1月号」に、「LOCAL FISH CAN グランプリ2023」と「オンライン個別水族館」の記事が掲載されました。
今回の式辞はパワーポイントを使って話させていただきました。その原稿です。
2学期終業式 式辞
皆さん、おはようございます。
他人より努力しないでできることがカッコいいと思い、他人より努力してまでやりたくないと思う。
非凡なことは、平凡なことの積み重ねであり、「その人にしかできない努力」が「非凡さ」であるということが分かっていない。
楽して負けるより、苦しんででも充実した人生を過ごしたいと考えるのが普通である。
今日の楽が明日の大きな損になっているということが分かっていない。無理をしないものは無駄をしている。
勝利・栄光・感動・思い出の陰に努力があることを知らない。
以上、2学期終業式の式辞とします。
ピンクのガーベラが鮮やかです!
「広報うちこ12月号」に「海の宝アカデミックコンテスト2023全国大会」で第2位となった記事が掲載されました。
11月28日(火)、えひめ共済会館で行われた「エバーグリーン」助成金贈呈式に参加させていただきました。本当にありがとうございました。
2023年11月29日付愛媛新聞 掲載許可番号d20231129-03