校長室の生け花
2023年9月12日 08時00分今回の生け花は、「パニカム」「すかしゆり」「小菊」です。黄色と白色のコントラストがきれいです。
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<令和5年度 校長室より>
校長の灘野達人(なだのたつひと)です。生徒の皆さん、保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。長浜高校に校長として赴任できたことをとてもうれしく思っています。生徒の皆さんが青春を謳歌できるよう教育活動を実践していきたいと思います。
本校は「生徒一人一人を大切にする教育の推進」という重点努力目標に掲げました。それに加えて今年度の目標として、「今、長高(ここ)でしかできないことに全力で取り組む長高生を目指して」を掲げたいと思います。現在、世の中は情報があふれています。AIに頼ればパソコンやスマホ内だけで多くのことができてしまいます。しかし、そこに「感動」はあるのでしょうか?「本物」を見たり、触れたりすることで「感動」は生まれるのです。長高には「本物」がいっぱいあります。生徒達には、「今、ここ長高」で、感動かつドラマティックな青春を謳歌してほしいと思います。
本校には、長浜の自然をもとにした素晴らしい「校訓」と「校是」があります。
校 訓(創立40周年を記念して制定)
英知・・・物事の本質を見極め、深くすぐれた知性と創造力を身に付ける。
『出石山のごとく高遠に!』
互敬・・・お互いに敬い、協和し、周囲の人々の支えによって自分が存在することを知る。
『伊予灘のごとく清く広い心で!』
錬成・・・心身を鍛えて、物事にくじけないたくましさを身に付け。世の有為な人物となる努力をする。
『肱川のごとくうまずたゆまず日々の積み重ねを!』
校 是(学校の目標とする方針)
肱嵐晴昊(こうらんせいこう)-肱川嵐の吹き荒れた日は必ず晴天になる。明日を信じて今日を努力しよう!-
「いまがその時、その時がいま」という言葉があります。いま真剣に目の前のことをやる人には、本当にやりたいことが見つけることができるという意味です。長浜の自然と地域の方々の温かさに触れ、「今、ここで全力を!」を合言葉に、二度とない高校生活を青春してほしいと思います。
保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域の皆様、本校の教育活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
今回の生け花は、「パニカム」「すかしゆり」「小菊」です。黄色と白色のコントラストがきれいです。
校長室の水槽には「アカヒレ」という淡水魚が飼われています。メンテナンスの担当は1年生の池田君です。
その水槽にアカヒレの子どもがたくさん増えました!成長を楽しみたいと思います!
9月8日(金)18時10分からNHKの「ひめポン!」で住居問題についての放送があります。
9月8日(金)20時からBSJapanext(BS263)の「魅力発見!キャンピングカーでチルり旅」(つるの剛士さん出演)で長高が紹介されます!
ぜひ、ご覧ください!
9月2日(土)の愛媛新聞「こだま」に長高水族館のもてなしについて、東温市の両村様の投稿が掲載されました。
本当にありがとうございました。生徒たちの励みになりました!またお越しください!
2023年9月2日付 愛媛新聞 掲載許可番号d20230904-01
8月19日、20日に行われたオープンスクールと22日に行われた学校体験に参加していただき、本当にありがとうございました。その様子をまとめてみました。ぜひご覧ください。
今回の校長室の生け花です。吾亦紅(われもこう)、けいとう、青ドラセナです。
皆さん、おはようございます。
この夏休み中、大きな事故もなく、第2学期始業式を迎えることができたことを大変嬉しく思います。この夏休みは皆さんにとって有意義な期間になったでしょうか?
この夏休み中、皆さんが補習やインターンシップ、キャリアデザインの合宿、ボランティア活動、部活動、水族館の一般公開、オープンスクール、学校体験など、様々な場面で活躍し、多くの成果を上げてくれました。皆さんの活動が学校と地域を元気づけていることに感謝します。特に、長高にとって大事な生徒募集のイベントとである、県外生向けのオープンスクールと県内生向けの学校体験では、今年も多くの中学生と保護者に参加していただきました。このイベントでの趣向を凝らした活動を通じて、長高の魅力を十分に伝えることがでたと思います。それも、水族館部、生徒会をはじめとする、関わってくれた全ての生徒の皆さんのおかげです。ありがとうございました。
いよいよ2学期が始まります。2学期は、体育祭、長高フェスティバル、修学旅行など学校行事が充実しています。また、今年度は観客においても制限をなくす予定です。特に、体育祭と長高フェスティバルでは自分達が楽しむのはもちろん、保護者と地域の皆さんが楽しめるイベントにして欲しいと思います。長高生のパワーとエネルギーを見せつけてください。
また、3年生にとって2学期は進路実現に向けて、とても大事な時期になります。自分から動き、前向きな姿勢で頑張ってほしいと思います。
この夏も多くのスポーツイベントが行われました。世界水泳、インターハイ、高校野球、女子サッカーワールドカップ、そして今日から男子バスケットボールワールドカップが始まります。先生自身もいっぱい応援して、元気をもらいました。その中で、甲子園での開会式の選手宣誓で高知中央高のキャプテンが、「追いかけ続ける勇気さえあれば、夢は必ずかなう」と言いました。この言葉は、ウォルト・ディズニーの言葉です。この2学期は、決してあきらめることなく、自分の夢に向かって何事にもチャレンジする勇気を持って欲しいと思います。
最後に、新学期が始まるにあたり、何か不安を感じている人がいると思います。心配なことがあれば誰でもかまいません、話しやすい人に相談してみてください。
皆さんの健闘を期待して、式辞とします。
老人保健施設フレンドさんの「フレンドだより」に本校2年生のインターンシップの様子が掲載されました。7月24日から27日まで2年生は多くの事業所のお世話になり、インターンシップを通じて貴重な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。
7月20日に第1学期終業式が行われました。この日、私が体調不良で欠席したしたため川本教頭先生に代読していただいた内容を紹介します。
みなさん、おはようございます。今日、1学期の終業式を迎えました。今年度も3分の1が過ぎ、令和5年で言うと、半分以上が終わったことになります。
始業式では、2・3年生に「今やらなければならないこと。」をしっかりとやってほしい。「やりたいことを優先しない」。特に掃除をしっかりやることと「あいさつ」をお願いしました。どうでしたか?明るいあいさつはできましたか?地域の方々にあいさつができましたか?たった10分の掃除ができていますか?1年生の皆さんには、入学式で「今、ここでしかできないことに全力で取り組んでほしい。」とお願いしました。いつでもどこでもできることに夢中になっていませんか?長高でしかできないことに全力を尽くしていますか?
この1学期、勉強や部活動など、目標をしっかりと持ち、充実した学校生活を送った人もいれば、思い通りにならなくて悔しい思いをした人もいるのではないでしょうか。今年度は、まだまだ半分以上残っています。今からでも遅くはありません。今から頑張ってみましょう。
さて、私自身がこの1学期に1番感じたことは、長高生のエネルギーと魅力です。それと地域からの応援です。迷子の2歳児を保護したことや肱川に倒れていた人を救ったこと。水族館公開日の皆さんの笑顔。積極的なボランティアの参加。少人数でも頑張る部活動。どれも自然に応援したくなる姿でした。また、地域の皆様からの応援にしっかりと応える姿でもあったと思います。これからも高校生のエネルギーを長浜の地に与えてほしいと思います。
この夏休みは、3年生は、自分で自分の人生を切り拓くべく、進路実現に向けての大事な時期になります。一日でも早いスタートを切ってください。2年生と1年生の皆さんは、まず「やらなければならないこと」をしっかりとやってください。その後、「やりたいこと」をやりましょう。そうすれば自然と一日一日が充実します。小さい目標を立てて頑張ってみてください。
また、夏休み中に県外生向けのオープンスクールと県内生向けの学校体験を行います。多くの中学生が参加予定です。一部の生徒の皆さんには協力をお願いすることになると思いますが、このすばらしい長高が末永く存続して、さらに発展できるよう、教職員も頑張りますので、一緒に頑張りましょう。
最後になりましたが、夏休みは開放的になります。事故と事件には気を付けてください。「やりたいこと」と「やってはならないこと」が一致すれば取り返しのつかないことになります。気を付けてください。また、水の事故には細心の注意を払ってください。特に、川では泳がないようにしてください。
皆さんが、この夏休みにいろんなことに挑戦したり、充電したりする期間になります。2学期始業式に笑顔で元気いっぱいな姿を見せてくれることをお願いして、1学期終業式の挨拶とします。
校長室に額があります。「和顔愛語」と書かれており、「わげんあいご」と読みます。「和顔」はやわらかな顔、「愛語」はやさしい言葉。つまり、文字通り、笑顔で愛情のこもった言葉で話すことです。この言葉は『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に出てくる言葉だそうです。法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)が阿弥陀仏(あみだぶつ)になるために修行に励んでいるところで、「和顔愛語にして、意を先にして承問(じょうもん)す」とあります。現代語版では「表情はやわらかく、言葉はやさしく、相手のこころを汲み取ってよく受け入れ」と訳されています。相手のこころを汲み取ってよく受け入れ、「和顔愛語」を忘れないようにしたいものですね。