<令和5年度 校長室より>

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  校長の灘野達人(なだのたつひと)です。生徒の皆さん、保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。長浜高校に校長として赴任できたことをとてもうれしく思っています。生徒の皆さんが青春を謳歌できるよう教育活動を実践していきたいと思います。

 本校は「生徒一人一人を大切にする教育の推進」という重点努力目標に掲げました。それに加えて今年度の目標として、「今、長高(ここ)でしかできないことに全力で取り組む長高生を目指して」を掲げたいと思います。現在、世の中は情報があふれています。AIに頼ればパソコンやスマホ内だけで多くのことができてしまいます。しかし、そこに「感動」はあるのでしょうか?「本物」を見たり、触れたりすることで「感動」は生まれるのです。長高には「本物」がいっぱいあります。生徒達には、「今、ここ長高」で、感動かつドラマティックな青春を謳歌してほしいと思います。

 本校には、長浜の自然をもとにした素晴らしい「校訓」と「校是」があります。
校 訓(創立40周年を記念して制定)
 英知・・・物事の本質を見極め、深くすぐれた知性と創造力を身に付ける。
      『出石山のごとく高遠に!』
 互敬・・・お互いに敬い、協和し、周囲の人々の支えによって自分が存在することを知る。
      『伊予灘のごとく清く広い心で!』
 錬成・・・心身を鍛えて、物事にくじけないたくましさを身に付け。世の有為な人物となる努力をする。
      『肱川のごとくうまずたゆまず日々の積み重ねを!』
校 是(学校の目標とする方針)
 肱嵐晴昊(こうらんせいこう)-肱川嵐の吹き荒れた日は必ず晴天になる。明日を信じて今日を努力しよう!-

 「いまがその時、その時がいま」という言葉があります。いま真剣に目の前のことをやる人には、本当にやりたいことが見つけることができるという意味です。長浜の自然と地域の方々の温かさに触れ、「今、ここで全力を!」を合言葉に、二度とない高校生活を青春してほしいと思います。
 保護者の皆様、同窓生の皆様、そして地域の皆様、本校の教育活動に対するご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和5年度第2学期始業式式辞

2023年8月25日 14時26分
R5年度 校長室より

 皆さん、おはようございます。

 この夏休み中、大きな事故もなく、第2学期始業式を迎えることができたことを大変嬉しく思います。この夏休みは皆さんにとって有意義な期間になったでしょうか?

この夏休み中、皆さんが補習やインターンシップ、キャリアデザインの合宿、ボランティア活動、部活動、水族館の一般公開、オープンスクール、学校体験など、様々な場面で活躍し、多くの成果を上げてくれました。皆さんの活動が学校と地域を元気づけていることに感謝します。特に、長高にとって大事な生徒募集のイベントとである、県外生向けのオープンスクールと県内生向けの学校体験では、今年も多くの中学生と保護者に参加していただきました。このイベントでの趣向を凝らした活動を通じて、長高の魅力を十分に伝えることがでたと思います。それも、水族館部、生徒会をはじめとする、関わってくれた全ての生徒の皆さんのおかげです。ありがとうございました。

いよいよ2学期が始まります。2学期は、体育祭、長高フェスティバル、修学旅行など学校行事が充実しています。また、今年度は観客においても制限をなくす予定です。特に、体育祭と長高フェスティバルでは自分達が楽しむのはもちろん、保護者と地域の皆さんが楽しめるイベントにして欲しいと思います。長高生のパワーとエネルギーを見せつけてください。

また、3年生にとって2学期は進路実現に向けて、とても大事な時期になります。自分から動き、前向きな姿勢で頑張ってほしいと思います。

この夏も多くのスポーツイベントが行われました。世界水泳、インターハイ、高校野球、女子サッカーワールドカップ、そして今日から男子バスケットボールワールドカップが始まります。先生自身もいっぱい応援して、元気をもらいました。その中で、甲子園での開会式の選手宣誓で高知中央高のキャプテンが、「追いかけ続ける勇気さえあれば、夢は必ずかなう」と言いました。この言葉は、ウォルト・ディズニーの言葉です。この2学期は、決してあきらめることなく、自分の夢に向かって何事にもチャレンジする勇気を持って欲しいと思います。

最後に、新学期が始まるにあたり、何か不安を感じている人がいると思います。心配なことがあれば誰でもかまいません、話しやすい人に相談してみてください。

皆さんの健闘を期待して、式辞とします。