体育祭を終えて
2023年9月25日 19時33分3年生の体育祭についての感想を紹介します。
~生徒会長 重松さんより~
「今年の体育祭は大変だろう」。夏休みに入るまで、3年生が最も気にかけていた行事が体育祭でした。3年生の人数が少ない中で、何倍もの人数の後輩を導かなくてはならない。この体育祭は、正直、上手くいくのだろうかと心配でした。だから、後輩が作業に加わった時、スムーズに進むように段取りを組みました。
でも、実際には、後輩が入ってくると、応援・アーチ・衣装のどのチームも後輩の力が加わり、どんどん作業が進んでいるようでした。私は応援でしたが、みんなが3年生の指示に耳を傾け、分からないことがあると質問してくれて、想定よりもだいぶ早く形になりました。気を張っていた3年生も、1・2年生のそのような姿勢に励まされ、全体の練習の時も上手く全体をまとめられました。体育祭は、全学年の生徒の力があってこそ進められるのだと本当に感じました。1・2年生のみんなの頑張りのおかげで、3年生も頑張れました。ありがとう。
体育祭練習中には、このように後輩に励まされ、クラスメイトたちとも、いつもはしないような真剣な話を毎日のように行いました。また、先生方も、外での強い日差しのもとで行う全体練習に毎回参加され、私たちが競技練習を行っている間は草引きをしたり、先生同士で体育祭を成功させるための議論を行ったり、尽力してくださいました。そして、家に帰ると、疲れた体を労わってくれた親のすごさも感じました。そんな中で私は周りの人たちに尊敬を感じ、そこから「明日の練習も頑張ろう」とより強く思いました。
今回の体育祭は、結果的に勝敗はついてしまいましたが、それまでの日々にも大きな価値があったなと思います。今年の体育祭は思っていた通り大変でしたが、それで正解だったし、いい経験になりました。
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