校長室より

令和2年7月30日(木) 第1学期終業式 式辞

 今日、終業式を無事に迎えましたが、1学期を振り返ると、新型コロナウイルス感染症の影響により、様々なことがありました。臨時休業に学年別分散登校、学習の遅れを取り戻すために実施した土曜授業や夏休みの短縮、そのどれもが滅多に経験することのない出来事でした。また、学校行事においては、遠足やクラスマッチなどが中止になり、残念な思いをした人も多かったと思います。しかし、2学期には、体育祭や長高フェスティバルのビッグイベントがあります。更に、2年生は修学旅行、3年生は就職試験や受験が待ち受けています。2学期が本当に楽しみです。この夏休みは、2学期に向けての充電期間及び準備期間として、ワクワクしながら過ごしてほしいと思います。ただし、1学期の振り返りは、必ず各自でしておきましょう。学習活動や学校生活など、目標通りにできたかどうかを確認し、そして、2学期の目標はどうするか、しっかり計画を立てることが重要です。

 さて、1学期の終業式にあたり、長高生として、大切にしてほしい二つのことをお願いしておきます。

 一つは、「自分を大切にする」ことです。近年、新型コロナに加え、令和2年7月豪雨など、私たちを取り巻く環境は厳しいものとなっています。そして、若い世代では、交通事故などの不慮の事故や自殺が死因の上位を占めています。自分の命を守り、自分を大切にすることが大事であるとつくづく思います。100歳超えても医師として活躍された日野原重明さんは、「生きがいとは、自分を徹底的に大事にすることから始まる」との言葉を残しています。皆さんには、これからの人生、まずは、自分を大切にし、そして生きがいを見つけてほしいと、強く願います。

 もう一つは、「長高を大切にする」ことです。今、長浜高校は、大きな課題に直面しています。それは、生徒数の減少です。今年度、37人の1年生が入学しましたが、県立高校再編整備において、3年連続で入学者数が41人に満たない場合は、分校になることが決まっています。つまり、チャンスは、後2回で、来年度または再来年度の入学者数が41人以上にならないと、分校になるということです。長高は、創立81年になる歴史ある学校です。分校にしてはならない、先生方は、そうした強い思いで、魅力ある学校づくりに力を入れ、中学校へのPRも積極的にしています。長高生として、皆さんにも積極的に動いてほしいと思います。長高を大切に思い、学校生活の中で、目の前のこと、自分にできることを精一杯頑張るよう、期待します。その頑張る姿が、必ず周囲に伝わるはずです。そして、長高のいいところをどんどんPRしていきましょう。

 終わりに、第2学期の初めには、皆さんが元気で登校してくれることを期待して、式辞とします。

 

令和2年4月8日(水)入学式 式辞

自然の息吹、生命の躍動が感じられる今日の日に、愛媛県議会議員 西田 洋一 様、大洲市副市長 松田 眞 様をはじめ、御来賓の皆様の御臨席を賜り、令和二年度 愛媛県立長浜高等学校の入学式を挙行できますことは、この上ない喜びであり、心から御礼申し上げます。

ただ今入学を許可しました三十七名の新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんの入学を、教職員一同、心から歓迎します。また、皆さんの入学を心待ちにしていました二年生・三年生は、新型コロナウイルスの感染対策のため、残念ながら入学式に参加できませんでしたが、明日から皆さんとともに過ごす学校生活をとても楽しみにしていることを在校生に代わってお伝えします。

本校は、今年度創立八十一年になる歴史と伝統のある学校です。これまでに、同窓生は、九千名を超え、地元はもとより、全国で御活躍されております。皆さんは、本校に入学できたことを誇りに思うとともに、令和初の本校新入生として、これからの三年間、思う存分勉学や部活動などに取り組み、充実した高校生活を送ってほしいと思います。

さて、今、新入生の皆さんは、高校生活への大きな夢と期待を胸に、この場にいることと思います。そうした皆さんの高校生活の出発に際して、一つの言葉を紹介します。

それは、「肱嵐晴昊」という言葉です。今日は、ぜひこの言葉を覚え、どうか三年間、皆さんの心にとめておいてください。肱嵐晴昊の肱嵐とは「肱川あらし」のことです。肱川あらしは、毎年十月から三月の朝に起こる、大洲盆地で発生した霧が、肱川に沿って強風とともに流れ下る長浜の名物とも言える現象です。そして、晴昊とは「太陽の輝く晴れた天気」のことを意味します。つまり、肱嵐晴昊は「肱川あらしの吹き荒れた日は必ず晴天になる。」という自然現象を説明した言葉です。本校では、この言葉に「どんなにつらいことがあっても、頑張っていれば、必ずよい方向に未来は開ける!」、「明日を信じて今日を努力しよう!」というメッセージを託し、校是としています。これから皆さんが送る高校生活は、いつも楽しいことばかりとは限りません。ときには辛く、くじけそうになることもあるでしょう。そのようなときはこの肱嵐晴昊の精神で、乗り越えていってほしいと思います。そして、高校時代に、しっかりとした目標を持ち、その実現に向け、元気に、そして意欲的に挑戦し、一回り大きな人間に成長してください。

もう一つお願いがあります。それは、「常に感謝の気持ちを持ってほしい」ということです。感謝は、人間関係を円滑にし、強い絆を作ることができます。そうして築き上げた人とのつながりは、一生の宝物になることでしょう。皆さんは縁あって、これから長浜高校で過ごすことになります。出会いを大切にし、友人をはじめ、保護者や地域の方に思いやりを持って接してください。

最後になりましたが、保護者の皆様、本日は、お子様の御入学おめでとうございます。お子様は、これから一歩一歩自立の道を歩むことになります。心優しく、生きる力を身に付けたたくましい若者に育つことは、保護者と教師の共通の願いであります。私たち教職員は、三年後に「長浜高校に来てよかった」、「長浜高校に行かせてよかった」と言っていただけるよう、精一杯、力を注いでまいります。保護者の皆様におかれましても、本校の教育活動に対する御理解と御支援を賜りますよう、お願い申し上げ、式辞といたします。

 

令和二年四月八日 愛媛県立長浜高等学校長 松野勝利

 

令和2年4月8日(水)第1学期始業式 式辞

昨年度末から、新型コロナウイルス感染症により、卒業式の規模縮小や臨時休業など、学校生活にも多大な影響がありました。残念な思いをした人も多かったのではないのでしょうか。学校は再開しますが、感染は、まだ終息していません。引き続き、手洗い・うがいに加え、外出の際には、3つの密「喚起の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話する密接場面」を避け、万全な感染予防対策を取ってください。約束です。

さて、令和2年度がスタートしました。皆さんは、今、新たな気持ちで新年度を迎えていることと思います。

3年生は、いよいよ最高学年として、総仕上げの1年間となります。進路実現を含め、悔いのない学校生活を送ってください。

2年生は、もうすぐ1年生が入学し、後輩ができることになります。3年生と協力して、長高を引っ張っていってください。

今日は始業式ということで、今年度の目標として3つのキーワードを伝えたいと思います。

一つは、「元気」です。皆さんには、心身ともに元気で活力のある長高生であってほしい。時として、体が疲れること、心が折れることがあるかもしれません。そのようなときは、校是「肱嵐晴昊」を思い出してください。肱川嵐の吹き荒れた日は必ず晴天になる。明日を信じて今日を努力しよう。今年度は、元気に、全員で皆勤を狙ってみましょう。

二つめは、「意欲」です。皆さんには、意欲を持ち、積極的にチャレンジする長高生であってほしい。「No Attack, No Chance」チャレンジなくして、チャンスも奇跡も生まれない。今年度は、意欲を持ち、一人一人が主役になりましょう。

三つめは、「思いやり」です。皆さんには、自分・他人・地域に対し、感謝の気持ちが溢れる長高生であってほしい。感謝の気持ちを表す言葉に「ありがとう」の言葉があります。この言葉は、自分も、そして相手も優しい気持ちになれる魔法の言葉です。今年度は、思いやりを持ち、ありがとうの言葉をたくさん言える人、たくさん言われる人になりましょう。

以上、「元気」「意欲」「思いやり」の3つのキーワードを伝え、皆さんにとって、この1年間が充実したものになることを期待して、あいさつとします。